転職のやり方について、初期段階で行う5つのポイントと進め方をご紹介

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転職を決めたが、実際にどのように行動したら良いか分からない方へ、まず初めに行うべき5つのポイントをご紹介します。転職活動が失敗しないために、本記事は、実際に転職の経験談を含めてご紹介していきます。

はじめに

「転職の仕方の王道を教えてください。」「転職活動は何から始めたらいいですか」

1つの職場で働き続けるよりも、最近は働き方改革や結婚などの転機など、理由は様々ですが転職をする人は多いと思います。

次の職場選びは失敗したくない、雰囲気が良いところで働きたいと思う人が多いのではないでしょうか。

転職を決めたが、実際の流れや行動が分からない方へ、上記の悩みを抱えている方へ

実際の経験を元に、転職活動時の失敗談を含めて転職活動のコツ、やり方をご紹介していきます。自分に合った転職活動方法を見つけて、新しい職場を見つけましょう。

転職をする上での心構え

今の環境から抜け出せる、嬉しい。」

退職を決めて、転職を始めようとする際には、上記のように思うのではないでしょうか。

転職するということは、現在の職場から新しい職場へ環境が変わります。

環境や周囲の人が変わり、今までのマニュアルや時間の流れなど全て変わります。当たり前であったことが、当たり前ではなくなります。また、今までの立場もなくなり、年下から指導や教育を受ける環境になることも考えられます。

新しい職場になることで、知識がないために今以上に勉強をしなければいけない環境になるかもしれません。

そのような環境の変化にも対応し、自分からコミュニケーションを取り、新しい集団という輪に参加できる能力や精神的・肉体的にも体力はありますか。

まずは、転職をする上で環境が変わるということを、しっかりと頭の中に入れておいてください

「新しい職場に就職したけど、思っていた職場とは違った。辞めたい。」

とならないようにしなければいけません。

転職活動のやり方:初期段階の5つのポイント

退職を決める前にまずは、抑えておきたい5つのポイントをご紹介していきます。

1.本当に退職する決断はできているか再度考える

2.在籍中にしかできないことはないか確認する

3.精神状態は安定している状態なのか整理する

4.転職後自分自身が何をしたいのか整理する

5.退職の時期は適正か考える

それでは、5つのポイントについて、1つずつ解説していきます。

point 1:本当に退職する決断はできているか再度考える

転職するということは、今までとは違う新しい環境の職場で働くということです。

顔見知りやよく挨拶する人、一緒にランチをする人、愚痴を聞いてくれる人などすべて居なくなります。また、上司や後輩からの信頼や尊敬もなくなり、ゼロになります

また、現在の立場もなくなるため、10歳も年下の人から指導や教育を受ける可能性もあります。プライドを捨てて、初心に戻り働かなければ、新しい職場で働き続けるのは難しいです。今の立場だから働きやすく、仕事を後輩に任せやすい状況であれば、転職後に不満を抱くのは予想がつきます。

男性は30-50代のミドル世代の転職が多く、(マイナビの転職動向サイトより)年代的にも後輩からの指導や教育はプライドが傷ついたり、自分自身の働き方など変えることが難しい年代です。転職女性のほとんどが人間関係で転職を考える人が多いという結果があります。

今の職場の人間関係に不満を持っているのであれば、転職ではなく部署異動をしてみてはどうでしょうか。今の立場もほとんど変わらず、給料もそのままで周囲の環境だけが変わることで、満足できるかもしれません。

今の職場が自分にとって働きやすい環境ではないのか。

転職ではなく、部署異動という方法では現在の問題・不満は解決しないのか。

本当に退職する決断は出来ているのか、上記の2つを再度考える必要があります

point 2:在籍中にしかできないことはないか確認する

転職することで、今の立場も積み重ねてきた実績もなくなります。

今の立場があるからこそ、習得できる資格などないか再度確認する必要があります。在籍してきた年数分、知識や技術を身につけています。

習得できるものは習得しておいた方が自分にとって財産になります。転職後の給与も増える可能性があるため、在籍中にしかできないことをやっておきましょう。

point 3:精神状態は安定しているのか整理する

転職する職場の場所によっては引っ越しも必要になってきます。

職場も住む場所も変わると、精神的な負担は大きくなります。転職時に精神的な状態が不安定であったりすると転職活動に集中できないどころか、転職活動の期間が療養期間で終わってしまいます。また、就職後は慣れない環境と見知らぬ人たちとコミュニケーションをとり、環境に慣れなければいけません。そのため、始めのうちは精神的なストレスが大きいです。

退職時には精神状態は安定している方が良いでしょう。

精神的に不安定であったり、病院通いしているのならば、転職はまず見送りましょう。在職中に病気休暇などを使い、元気になってから転職活動をすることをお勧めします。

転職後に健康的に働くためには、精神的・肉体的にも元気な状態が良いです。

point 4:転職後に何をしたいのか整理する

目標を持っていないと、精神的に追い込まれたときにすぐに辞めたいという状況になってしまいます。また、転職先の職場で働きたい理由も明確ではないと、困難な時にすぐに挫折してしまいます。今後のキャリアプランを考えた転職なのか、ライフスタイルを考えた転職なのか明確にしましょう。キャリアアップを目指していくのであれば、それが目標となり、向上心にも繋がります。ライフスタイルを考えた転職の場合、副業なども考慮しての転職なのか、女性であれば結婚・妊娠などを見通しての転職など様々です。

なぜそこで働くのか、今後のプランを大まかに立てる必要があります

point 5:退職の時期は適正か考える

転職するとしても、現在の職場に迷惑をかけないように辞める必要があります

同じ職種やジャンルの職場を選ぶなら、なおさら、自分のことを知っていたり、関係者に出会うことがあります。自分で自分の評価を落とさないためにも、退職時は気持ちよく辞める必要があります。そのため、後任者への引継ぎは必ず行いましょう。

また10、11月に退職する時期を考えたとしても、年度末調整などを終えてから退職した方が楽です。退職後に自分自身でやらなければいけなくなります。

ボーナスの時期に辞めるとしたら、ボーナスを貰ってから退職した方が、転職活動の資金にもなります。

転職活動の進め方

転職活動のやり方について、5つのポイントを抑えたら、次は転職活動を始めましょう。

退職の意思を決め、転職活動を進めていきます。

1.資金の確認をする

2.就職時期の目途を決める

3.転職先の情報収集をする

4.面接の準備を行う

転職活動について、実際に私が経験し大切だと感じた4つのことについて説明していきます。

point 1.資金の確認をする

転職をするためには、必要があれば引っ越しをする可能性もあります。

また、退職後にすぐに就職しない場合の期間給与も貰えないため、働かない期間の生活資金も必要になります。また、所得税や住民税も支払わなければいけません。そのため、ボーナスや退職金を貰える時期になるべく退職しましょう。退職金もどのくらい貰えるのかは把握しておく必要があります。

退職後すぐに就職しない場合は、ハローワークへ行き失業保険受給の手続きに行きましょう。失業手当を貰わずに、すぐに就職した際も再就職給付金が貰えます。

資金の調達のための情報収集をする必要があります。

楊

私が退職した時は、退職金がほとんど貰えませんでした。そのため、税金の支払いですべてなくなりました。また就職しても初年度はボーナスが満額貰えなかったため、再就職給付金が貰えた時はとても助かりました。

point 2.就職時期の目途を決める

退職を決めたらまずは就職時期の目途をだいたい決めましょう。

退職後にすぐに働くのか、それとも少し休暇をとってから働くのか、を決める必要があります。

転職活動は転職活動に取り組み、休暇は休むという心構えの方がよいです。

だらだらと転職活動を行っていると気が引き締まらずに、就職先が見つかっても気持ちの切り替えができません。

転職活動を始めたら、”いつでも働ける”という気持ちで行うことが大切です。

楊

私の場合は、面接時に「いつから働けますか」と質問され、1週間後に就職しました。

職場によっては人手不足などにより、すぐにでも働くことができ、戦力になる人材が大事になってきます

point 3.転職先の情報収集をする

転職先の情報収集はかなり重要になってきます。

先ほどのpoint 4:で説明したように、転職後に何をしたいのか明確にしておく必要があります。

その目標がずれないように、自身の将来設計が叶う職場探しをしていきます

方法としては、転職サイトを使ったり、自分で情報収集をしたりします。また、転職サイトのみではなく、友人や先輩を介して自分にあった職場を探す方法も良いと思います。

【転職サイトを使う場合】

転職サイトを多く使うよりも2〜3個登録し、自分の目標や将来のプランを転職サイト側に伝え、自分にあった職場を探してもらいます。

転職サイトで紹介された職場は、実際にネットなどで自分でも情報収集しましょう。また、口コミや近所の人の評価などの記載がないかも情報収集します。

転職サイトでは、電話のやりとりがほとんどであり、担当者とのフィーリングが合わない人などもいます。その時は遠慮せずに変えて貰いましょう。

余計なストレスをなくし、転職活動が楽しめるようにすることが、自分にあった職場を見つけることに繋がります。

point4.面接の準備を行う

転職先の情報収集と同時に面接の準備も行います。

①見た目を整えたり、スーツをクリーニングに出します。

②履歴書を作成する

③履歴書を元に面接時の回答内容を考える(転職サイト側が面接での質問内容などを教えてくれることもあります)

④自分自身のアピールポイントを大きな声で言ってみる

自分の良いところは恥ずかしかったりします。緊張せずに、面接時に伝えるためには自宅で大声で練習することがよいです。

⑤交通費の準備

交通機関のトラブルなど万が一を考えてタクシー代も準備しておく。

まとめ

今回、転職のやり方について私の転職経験を元に初期段階で行う5つのポイントと進め方をご紹介しました。これから転職活動をする人は、参考にしてみてください。

転職活動が楽しくできることを祈っています😊

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